【出産から1カ月を迎えるママにおすすめの情報】
赤ちゃんとの生活も、1カ月を迎える頃。
かわいい赤ちゃんが誕生して幸せいっぱいですが、新生児のお世話は思っている以上に大変…。
特に睡眠。何度も起きる新生児のお世話で「眠れぬ夜」を過ごしていませんか?
なんで寝てくれないの?
そんな不安がほんの少しラクになる「赤ちゃんの睡眠のヒミツ」についてお話します!
何が原因?
新生児が寝ない理由
新生児の赤ちゃんは、いろんな理由ですんなりと眠れない場合があります。お腹が空いていたり、おむつが濡れていて不快だったり、室温や音に敏感だったり…。「どれもこれもやってみたのに、どうしても寝てくれない」そんなことも日常的にありますよね。なぜ眠れないのか、その理由を覗いてみましょう。

「浅くて短い」が当たり前
生後1カ月頃の赤ちゃんは、1日に約16~20時間眠ります。2~3時間ほどまとめて眠りますが、眠りが浅い時間(レム睡眠)が多いと言われているため、敏感に起きてしまうのです。
昼と夜との区別がつかない
生まれたばかりの赤ちゃんは、朝に起きて夜に眠るというような睡眠リズムはできていません。睡眠サイクルができていないことから、昼と夜の区別がなく1日の大半を眠っています。生後2カ月を過ぎたあたりから、少しずつ昼夜の区別がついてくるようになります。
赤ちゃんの原始反射も要因
モロー反射は、抱きつき反射と言われる赤ちゃんの原始反射のひとつです。ようやく寝たと思って布団におろすと「ビクビクッ」と動いて泣いてしまう…。モロー反射は赤ちゃんの発達のために重要な反射ですが、なぜ起きてしまうのか、詳しく見ていきましょう。
ビクッで起きちゃう
モロー反射はなぜおこる?
寝かしつけの最中に、「ビクッ」と突然手足を広げたと思ったら泣き出す…。それは「モロー反射」と呼ばれる、生後間もない赤ちゃん特有の動きです。音や動きにびっくりして無意識に手足を開いて戻すような動きです。その反応で突然起きてしまうことがあります。

「モロー反射」の対策
モロー反射を防ぐためには、何が有効的なのでしょうか。モロー反射は自然な反応ですが、軽くしてあげるには、腕や足が大きく開くことでびっくりしないようにやさしく包んであげることが大切です。
対策その①
おくるみで包む
モロー反射を防ぐために有効的なのが、おくるみです。腕や足をやさしく包みこむことで、お腹の中のような安心感が得られます。また、手足を自由に動かしすぎないことで、ビクッとしてしまう反射行動が抑えされます。

対策その②
背中スイッチに注意する
赤ちゃんを眠らせるために抱っこをする時は、抱き方にも注意です。赤ちゃんの頭の位置が下がらないようにし、安心できるような姿勢を心がけましょう。布団やベッドに置く時は要注意。モロー反射が出てしまわないように、抱っこ布団を使用して抱っこするのもおすすめです。

ねんねルーティン
新生児の寝かしつけのコツ
新生児の頃のねんねルーティンは、ごく簡単なものから始めるのがベスト。入眠前に5分くらいでできるものでOK!昼夜の区別がつく頃になったら、朝に太陽の光を浴びて生活リズムを整えるようにしていきましょう。
環境を整える
部屋を少し暗めにしたり、お部屋の温度を快適な温度設定にすることも大切な要素。室内外の温度差があると、体温調節が未熟な赤ちゃんは体調を壊してしまうこともあります。 肌着や寝具も着心地がいいコットン素材で通気性のよいものにします。眠る環境が心地よいことは、赤ちゃんにとって大切なポイントです。
ねんねルーティンを作る
睡眠をスムーズにするためには、「ねんねルーティン」は欠かせません。まだ新生児の頃はルーティンを作ることが難しく感じますよね。本当に簡単なことからでかまいません。ねんねと認識する、まずは小さなことから取り入れていくことがポイントです。
ねんねルーティンの例
赤ちゃんと呼吸を合わせる
赤ちゃんの隣で寝かしつけをする時は、刺激にならないように赤ちゃんの呼吸に合わせて深呼吸することも大切です。また、ママやパパも一緒に寝たふりをするのも効果的。赤ちゃんが眠らないからといって、横で動いたり構いすぎるとかえって刺激になって寝ない場合があります。
自分だけじゃない!
寝ない夜の過ごし方
何をしても寝てくれない日はあります。寝てくれないことでイライラすることもあるかもしれませんが、ママが怒ったり泣いたりしても赤ちゃんは寝てくれません。そんな時はいったん寝かせることを諦めて、「今日は抱っこの日かな」と思うようにするだけで、気分も軽くなります。

夫婦で交代して乗り切る
ワンオペになりがちな夜中の育児は、ひとりで抱え込まずに家族と協力しましょう。夜中のミルクや寝かしつけの抱っこだけでなく、沐浴や授乳後のゲップだけお願いする、など日頃から交代して赤ちゃんの面倒を見る習慣をつけましょう。
\こんな時どうする?/
寝ない夜の対処法
赤ちゃんが寝ない夜は、新生児ママにとっては“あるある”。そんな時はどうしてるのか、同じ想いをしたママの声をお届け!
mama's voice
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寝てくれない時は我が子の写真で癒される
1時間おきに泣いてしまい、夜眠れない時は私の方が泣きそうに…。そんな時は授乳の最中にスマホの写真フォルダにある我が子の写真を見返します。かわいい写真を見ていると、ストレスも吹き飛びました。
mama's voice
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毎日は無理でも、週に1度寝かしつけをパパ担当に
毎晩2、3時間しか寝れずにどうしようもなくなった時、夫に寝かしつけをお願いして別室で寝てみました。朝まで熟睡できて、あまりに快調だったため、週に1度パパが寝かしつけ担当になりました!
まとめ
赤ちゃんが寝ない夜は、ちょっぴり不安で孤独になりがち。ぐっすり眠れないこの時期は、心身の健康も不安定になります。 夜間に眠れない分、日中に仮眠ができる時は少しでも赤ちゃんと一緒に眠るようにしましょう。 少しずつ、赤ちゃんに合ったねんねルーティンを整えてくださいね!