「寝室へ連れていっても、なかなか寝てくれない」「布団に入ってから寝つくまでが長い」など、夜の寝かしつけに苦労している家庭は少なくありません。あかちゃん期、幼児期、小学生へと成長する過程で、寝つきの悩みも変わっていきます。年齢別に原因をチェックしながら、生活習慣で見直せるポイントやヒントを探っていきましょう。
「寝つきが悪い」チェックリスト

睡眠は子どもの成長と発達において、とても大切な役割を担っています。寝つきの悪さはもしかして、日常生活の中に原因が隠れているかもしれません。まずは下記の項目を見直してみましょう。
原因その1:生活リズムの乱れ
毎日の生活リズムや環境は、想像以上に睡眠に影響を及ぼします。また、保護者の生活習慣にも大きく左右されます。もしも1点でも該当するものがあれば、まず家庭での生活リズムを見直してみることを考えましょう。
✔起きる時間が日によってバラバラ
✔休日は平日より就寝時間が遅い
✔食事の時間が毎日ちがう
✔保護者の就寝時間が遅い
✔運動不足気味、身体を使う遊びをしていない
原因その2:寝る前の刺激の多さ
就寝直前まで電子機器を使用したり興奮する状態のままだと、なかなか眠りにつくことができません。ブルーライトの影響やアクティブに頭を回転させていると、体内時計が乱れて自然な眠気が起きにくくなってしまいます。
✔寝る前にテレビ・ゲーム・スマホを見ている
✔寝室で音が鳴るおもちゃやライトを使っている
✔布団に入る前に激しく遊ぶ
✔保護者がスマホを見せてしまう時間がある
原因その3:運動不足の影響
運動不足でエネルギーが余っていると、眠くならない要因になります。日中はしっかりと活動的に過ごすことが良い睡眠をとることに繋がります。室内でゲームばかりしたり、勉強が続くなどにならないように、体を動かす時間を設けることが大切です。
✔休日は家で過ごす時間が長い
✔お昼寝の時間が長い
✔公園やお散歩にあまり行かない
✔家の中で、座って遊ぶことが多い
睡眠障害の可能性
生まれつきの脳の特性や、睡眠に関わる病気の影響で睡眠障害を起こしていることも考えられます。生活習慣の改善や、成長過程を経ても寝つきが改善されない場合は専門機関への診療も検討してみましょう。
【年齢別】0~6歳:寝つきが悪い時の原因と対策

年齢によって、子どもが寝つきにくくなる理由は異なります。子どもの成長に応じてどのように対処をしたらいいのかを具体的に見ていきましょう。
0歳:昼夜の区別がまだ未発達
【特徴】生後間もない赤ちゃんは、昼夜のリズムが整っていないため夜まとまって寝ない状態は自然なことです。また、夜泣きや頻繁な授乳が必要なため、寝つきが悪いと感じる時期でもあります。
【対策】まずは体内時計を整えてあげる工夫をしましょう。午前中に日光を浴びたり、寝る時には寝室を暗くしたり、室温を整えるなど寝る環境を整えてあげます。入眠前のルーティンを毎日同じ順番で行うと安心して眠りにつきやすくなります。
1~2歳:眠気より遊びたい欲求が強い
【特徴】好奇心や自我が育つ一方で、眠気と向き合う力が未熟。眠たいのに「まだ遊びたい」と反抗することも多く、寝室へ行ってもなかなか寝つけないという場合もあります。
【対策】午前寝、午後寝と2回お昼寝をしていた場合は、徐々に1回の昼寝へと移行していく時期。お昼寝は15時までには終えるように調整しましょう。寝る直前まで遊んでいると気持ちの切り替えがうまくいかないことも。18時以降は静かな遊びに切り替えたり、おやすみの絵本やお気に入りのぬいぐるみなどで安心して就寝できる環境を作ることが大切です。
5~6歳:敏感になる就学前の不安定期
【特徴】もうすぐ小学生になるという意識から緊張感が強まったり、年長さんとして園生活の中での役割が増えるなど、刺激が多くなることで眠りにくくなることがあります。脳がなかなかオフにならないことが増える時期でもあります。
【対策】脳がオフになりずらい一因として、デジタル機器の使用があります。夕方から夜はなるべく使用を控え、絵本や手遊びなど穏やかな時間を過ごすことも大切です。子どもは不安や期待も刺激として感じてしまいます。親子でスキンシップをとりながら、心と身体のクールダウンを意識するようにしましょう。
【小学生】10歳頃までの寝つきの悩み

幼児期を過ぎると、寝つきの悪さの原因は環境や行動習慣へ移行します。特に10歳前後の小学生になると就寝時間が遅くなったり、デジタル機器の影響をより強く受けるようになります。
小学生:脳の覚醒と心のモヤモヤが眠りを妨げる
【特徴】体より脳が疲れているために寝つけないことが増えてくる年齢です。学校や塾の宿題で夜まで頭を使い続けていたり、長時間のゲームや動画、SNSなどで刺激を受けたりすることが原因になることがあります。また、「内面の緊張」が増える時期。布団に入ると明日の不安や心配を考えすぎてしまう子どももいます。
【対策】まず、就寝1時間前にはデジタル機器の使用を控えましょう。代わりに本を読んだりリラックスできる音楽を聴いたり、親子で1日を振り返る会話の時間を持つことが大切です。「今日どうだった?」」など言葉にすることで不安や考え事を手放しやすくなります。体内時計を整えるためにも、早寝・早起きを心がけましょう。大人への1歩を踏み出す年齢ですが、寄り添いは必要な時期。気持ちよく寝つけるように導いてあげる視点を持って接しましょう。
「スイッチオフ」の切り替えが苦手な時期
さまざまな刺激を受けやすい小学生の頃は、「眠る」という頭の切り替えがうまくできないことがあります。寝る直前までブルーライトを浴びないように生活習慣を見直すことのほかに、就寝モードにスムーズに入りやすい環境作りも大切。照明を暗くする、暑すぎたり寒すぎたりしないよう室温の調整、寝るまでのルーティンを作るなど、安心感を得られて眠りやすい環境作りも寝つきをよくするためのポイントです
ケラッタの睡眠導入におすすめなアイテム

愛着が持てる“入眠グッズ”があると、安心して眠りにつくことができるケースも。ケラッタでは質の良い睡眠のための寝具アイテムが充実。気持ちよく眠りに入るために、お気に入りの入眠グッズをそろえましょう。
子ヒツジのいらない枕-イブル-
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お昼寝布団6点セット
お昼寝が待ち遠しくなる、韓国っぽな大柄デザインを取り入れたお昼寝布団セット。敷き布団、かけ布団、敷き布団カバー、かけ布団カバーに、撥水バッグとお名前ネームまで付いた6点。敷き布団はヘタりにくい3層構造で持ち運びやすいちょうどいい厚みの3.5cm。

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安心してすやすや眠れますように…。そんな願いが込められたほっこりかわいいイラストが散りばめられたデザイン。全部洗えるから毎日清潔に使えます。
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イブルバンブー®4重ガーゼケット
なめらかなバンブー繊維(竹)の4重ガーゼケット。バンブー繊維(竹)は、自然な抗菌効果があり綿より涼やか。通気性がいいので暑い夏のお昼寝も、さらりと気持ちよく使えます。裏面はコットン100%でふんわり!リバーシブル仕様です。

【ケラッタのイブルバンブー®4重ガーゼケット なら】
ベビー布団やお昼寝布団にぴったりなベビー・キッズ用サイズと、小・中学生やママのひざ掛けにもちょうどいいハーフサイズの2種類。
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まとめ
子どもの寝つきの悪さに、心配になったりイライラしてしまう夜もありますよね。ですが、成長の過程であり、脳や心が発達している証拠でもあります。まずは生活のリズムを整えて、親子のおやすみタイムが幸せな時間になるように心がけましょう。