【生後6カ月】魔の6カ月って本当?夜泣き・ハイハイ対策ガイド

【生後6カ月】魔の6カ月って本当?夜泣き・ハイハイ対策ガイド

【赤ちゃんが生後6カ月を迎えるママにおすすめの情報】
生後6カ月頃になると、かわいさがどんどん更新される一方で、「こんなに大変だったっけ?」と感じる瞬間も増えてきてますよね。
突然夜泣きが始まったり、人見知りが強くなったり、ずりばいからハイハイに向けて行動範囲が広がったり…。。ママの疲れもピークを迎える頃。
今回は、魔の6カ月といわれる時期の「夜泣き対策、ハイハイの環境づくり」、そしてママの心をちょっぴり軽くする工夫も紹介します!

6カ月ってどんな時期?
“魔”といわれる理由

生後6カ月は赤ちゃんの成長スピードが一気に加速!急に夜泣きがひどくなったり、人見知り発動で抱っこじゃないと泣いてしまったり。 そしてずりばいが始まり、いよいよハイハイへと移行するタイミングも近づいています。 “魔”といわれる理由は、できることの急成長と、寝ない・泣く・動くが同時にやってくるからです。

6カ月ってどんな時期?

「夜泣き」の原因は脳の急成長

夜泣きの原因は、一概に「コレ!」とハッキリは分かりませが、生後6カ月頃の赤ちゃんは脳が急激に発達していきます。昼間の刺激量が増えることで、睡眠中に脳が処理しきれずに夜泣きに繋がることが考えられます。

・急に2時間おきに泣くようになった
・一度泣き出したらなかなか泣きやまない


など、赤ちゃんの夜泣きに悩まされる人も多い時期です。

人見知りは心が育っている証拠

人見知りは生後6カ月頃から増えていきます。ママやパパの顔もしっかりと認識できるようになり、赤ちゃんの心も発達していきます。ママやパパではない、知らない人という区別がついている証拠でもあります。

・義実家でギャン泣きしてしまい、義父母に抱っこさせてあげられなかった
・スーパーで声を掛けられて泣きやまず、買い物ができなかった


なんてことも。いつまでに終わるとは言えませんが、この時期がピークの場合が多いと言われています。

ずりばい前でも“移動”する!

6カ月頃は、ずりばいに向けた準備段階。寝返りも上手になり、寝返りがえりで横方向へ移動する赤ちゃんもいます。また、下半身の動きも活発になるので、足を動かしながら回転したりと予測不能な移動をします。

・静かだな、と思ったらテーブルの下に潜りこんでテーブルの脚をなめなめしていた
・寝返りがえりで移動して、マットのない床に頭をゴツンとぶつけてしまった


など、ヒヤッとする瞬間が増えるため、そろそろ安全対策を本格的に始めたいタイミングです。

夜泣き対策
今日からゆるっとネントレ

赤ちゃんの睡眠リズムが変化してくる頃。発達の影響や離乳食など生活習慣の変化で寝つきが悪くなることがあります。そんな時に効果的なのが“ねんねトレーニング”。赤ちゃんのペースに合わせながら、少しずつできることを取り入れることで夜泣きが落ち着くケースがあります。

今日からゆるっとネントレ

「朝の起床時間」をそろえる

朝の起床時間をそろえることは生活リズムを整える意味でも効果的です。たとえば毎朝7時前後に起床してカーテンを開けて光を浴びるだけで体内時計が整っていきます。ゆるいネントレでも続けるうちに「夜中の覚醒が減った!」という声も。

夕方からの「興奮モード」は控えめに

見る・触る・聞くすべてが急成長し、刺激をどんどん吸収する時期です。成長にとって必要なことですが、刺激の多さは夜泣きの原因になることも。 「夕方以降に外出した」「大きな音の出る施設で1日遊んだ」など脳が休むスイッチがない状態だと、夜中に突然泣き出したり、寝ても30分で覚醒したりすることがあります。

夕方以降はなるべく穏やかに過ごせるように心がけましょう。

ネントレ開始にベストなタイミング

少しずつ寝る前の習慣を整えることで、赤ちゃんが自力で眠れるようになっていきます。生後6カ月はネントレを始めるのにベストなタイミング。小さなことから徐々に、ゆるっと始めるのがストレスにならないポイントです。

【生後6カ月におすすめのネントレ】

・午前寝・午後寝の時間を決める
・寝る前のルーティンを作る
・寝室では灯りを暗くする
・おもちゃや毛布など、寝かしつけアイテムを作る
・短時間の泣きはすぐ抱っこせずに見守る

ずりばい・ハイハイの環境づくり

いよいよ赤ちゃんスペースが必要な時期。ずりばいが始まると、気になるものにめがけて一直線に進んでしまいます。目を離すとコードを触っていたり、机の下に潜り込んでいることも。行動範囲がいっきに広がります。

赤ちゃんスペースにベストな「プレイマット」

ずりばいやハイハイがしやすいように、弾力のある柔らかすぎないプレイマットを用意しましょう。柔らかすぎると、腕や肩が沈み込んでしまうため、手の踏ん張りが効きません。前に進みやすく、転んでも衝撃を吸収してくれる点を考慮して選んでください。

プレイマット

赤ちゃんが冒険できる安全基地「ベビーサークル」

赤ちゃんが安心して過ごせる空間を作ることで、思い切り遊ばせてあげることができます。ベビーサークルなら、おもちゃや絵本を持ち込んで、自由に遊ぶことができます。ママも「キッチンにちょっとだけ行きたい」「洗濯物を取り込みたい」など、少しだけ離れる時にも安心していられます。

ベビーサークル
【ずりばい・ハイハイ期に気を付けたいこと】

・コード類はなるべく高い位置に置く
・コンセントカバーを付ける
・ティッシュやリモコンは手の届かない場所で保管する
・引き出しにはロックをかける
・観葉植物など床になるべく物を置かない

かわいいけれど疲れる
6カ月ママのホンネ

赤ちゃんの成長に感動する反面、今まで以上に手がかかるようになり疲れを感じたりしませんか?さらに夜泣きで寝られない、離乳食が思うように進まないなど、悩みもますます増えてきます。 ここでは育児が少しラクになる考え方を紹介します!

成長を伸ばす遊びのコツ

①家事は引き算。やらない日をつくる

夕飯をデリバリーに頼ったり、毎日しなくていい掃除は2日に1回にするなど、やらなくても困らない家事は、遠慮なく減らしてOK。特に夜泣きで寝不足の日は、家事をサボる勇気を持って!

②一時預かりの準備をしてみる

身近な人に育児のサポートを頼めない場合は、自治体の一時預かり制度やベビーシッターサービスに登録をするだけでも心が軽くなります。いざという時にいつでも利用できるように、まずは下調べをしてみましょう。

③疲れるのは悪いことではなく、自然なこと

「赤ちゃんがいる人は皆疲れているから」と育児の疲れを感じないようにしてしまうと、心や体に不調が出てきてしまいます。まずは自分の頑張りを認めてあげることを意識してくださいね。

\みんなは何してた?/
生後6カ月頃の過ごし方

赤ちゃんと1日中一緒にいると、どう過ごしたらいいのか分からないという人も。赤ちゃんとどんな生活をしていた?をリアル調査!

Real mama’s Voice

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午前寝の前に毎日のようにベビーカーでお散歩。外の空気を感じるとよく寝てくれました。まだ遊べませんが公園に寄っているうちに、他の親子とも仲良くなりました♪

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子育てサロンにデビューしたのが生後6カ月頃。読み聞かせや童謡を歌うイベントが毎日あるので、半日楽しく遊べました。育児の相談もできて、私の気分も軽くなりました。

まとめ

生後6カ月は、できることが一気に増える時期。新しい発見と同時に、夜泣きや人見知り、ハイハイなど大変な事もグンと増えてきます。赤ちゃんはママやパパがそばにいるだけで安心します。頑張り過ぎずに、赤ちゃんの成長を見守っていきましょう。

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