おくるみとバスタオル、どちらもそろえるべき?
赤ちゃんを迎えるための出産準備で、迷うポイントの一つでもある「おくるみって必要?」という疑問。バスタオルと何が違うのか、どちらもそろえるべきなのか悩みますよね。どちらも赤ちゃんがいる生活では日常的に使われるアイテムです。選び方のポイントを押さえていきましょう。
- 【おくるみとしても使えるバスタオルがおすすめ!】
おくるみを使う目的
そもそも赤ちゃん用にバスタオルを用意するべき?
おくるみはバスタオル代用でも十分な理由 - 【おくるみとバスタオルを兼用する場合の商品選び方】
おすすめの生地
形は正方形がおすすめ
おくるみとしても使えるバスタオルおすすめ商品
バスタオルとしても使えるおくるみおすすめ商品
用意しておく枚数の目安は3~4枚 - 【おくるみの巻き方】
おくるみの基本的な巻き方
バスタオルでおくるみをする時の注意点 - 【まとめ】
おくるみとしても使えるバスタオルがおすすめ!
「おくるみは実際に使うかどうか分からない」とためらう場合は、バスタオルとしても使える素材のものを準備するのがおすすめ!バスタオルは赤ちゃんとの生活の中で欠かせない必需品。ガーゼ素材のタオルであれば、通気性もよくおくるみとして快適に使えます。
おくるみを使う目的
おくるみを使う理由はたくさんあります。赤ちゃんに安心感を与え、心地よい環境を作ることができます。また、お世話をする側にとっても沢山のメリットがあります。
\おくるみのいいところは?/
①ママのお腹のような安心感
おくるみで包むことで、胎内にいたときのような包まれる感覚を再現できるため、赤ちゃんが安心して落ち着いたりよく眠れたりします。
②モロー反射を防ぐ
新生児の頃は、モロー反射と呼ばれる原始反射で手足をバタバタさせて目が覚めてしまうことも。動きを抑えることで眠りが安定する効果があると言われています。
③体温を保つ
新生児は自分で体温調節がうまくできません。おくるみで包むことで、適度に保温ができ、冷えから守ることができます。
④授乳や抱っこの安定感
赤ちゃんをしっかり包むことで、とても小さくてやわらかい新生児を抱っこしやすくなります。
⑤外的な刺激から守る
風や光など外部からの刺激を守る役割もあります。ベビーカーでの外出など、周囲の刺激にさらされずにすみます。
そもそも赤ちゃん用にバスタオルを用意するべき?
赤ちゃんと大人のバスタオルは「同じものを使ってもいいのでは?」と思われがちですが、用途や機能面、デザインなど大きな違いがあります。なるべく赤ちゃん専用のバスタオルを用意するのがおすすめです。
\赤ちゃん専用バスタオルがいい理由/
①赤ちゃんの肌はデリケート
赤ちゃんの肌はとってもデリケート。バリア機能も未熟なので乾燥や刺激に敏感です。大人用のバスタオルは厚手でしっかりとした素材が使われているものが多いため、赤ちゃんの肌には刺激になることがあります。
②吸水性と通気性の違い
体温調節が未熟な赤ちゃんは、お風呂上がりには素早く水分を吸収できるタオルが必要です。赤ちゃん用タオルは吸水性のいい素材のものや、通気性のいい素材が使われているため、蒸れにくく肌トラブルになりにくい良さがあります。
③清潔に使える
免疫力の低い赤ちゃんに使うものは、清潔さが必要です。大人とバスタオルを兼用するのは衛生面からも避けたいところ。赤ちゃんのタオルは頻繁に洗える素材のものがおすすめです。
おくるみはバスタオル代用でも十分な理由
赤ちゃん用バスタオルはさまざまなタイプがあるため、どれを選べばいいか迷いますよね。赤ちゃん専用のバスタオルを用意する時「おくるみとしても使える」という点もポイントになります。
「おくるみとバスタオルを兼用した!」という編集部スタッフの声を聞いてみました。
出産祝いにいただいたおくるみがガーゼだったので、おくるみとしてはあまり使わなかったけれど、タオルとして活躍しました。
赤ちゃん用のバスタオルがほどよいサイズで使い勝手がよく、おくるみとしてもいいサイズ感でした。
ガーゼ素材のタオルは通気性や吸水性に優れているので、ギュっと巻くおくるみにも使えてとても便利でした。
【バスタオルとおくるみを兼用するメリット】
メリット:1
赤ちゃん用の素材はやわらかく肌に優しい
おくるみやバスタオルは直接肌に触れるものなので、肌にやさしく柔らかい素材選びが大切です。赤ちゃん用バスタオルはガーゼやオーガニックコットンなど、肌にやさしい素材で作られているものが多く、赤ちゃんを包むのにもぴったり。赤ちゃんのお肌に負担がなくおくるみとして使うことができます。
メリット:2
保温性があり、体温調節にもぴったり
体温調節がまだ苦手な赤ちゃんは、お風呂上がりや外出時に寒さを感じる事が多いため、バスタオルでしっかりと包んであげることで保温できます。赤ちゃん用のガーゼバスタオルなら通気性がよく吸水性にも優れているので、赤ちゃんを温かく包みながら湿度を逃がしてくれるので、おくるみとしての機能も果たせます。
メリット:3
サイズがちょうどよく、包みやすい
おくるみは、包みやすさが重要です。赤ちゃん用バスタオルは包みやすいように正方形の大判サイズで作られているものも多く、おくるみとして巻きやすい形状です。また、軽量で扱いやすい素材であれば、外出時にも便利です。
メリット4
お手入れが簡単で、清潔に保てる
バスタオルとして使うものは、耐久性や速乾性にすぐれた素材を使用していることがほとんどです。手軽に洗濯ができて乾きも早いため、汚れやすいおくるみとして使用してもすぐに洗えて清潔に保てます。
メリット5
用途が豊富で経済的
バスタオルは、赤ちゃんのいる生活の様々なシーンで活用できます。赤ちゃん布団のシーツとして、ブランケットや授乳ケープとして、おくるみ以外にも用途は様々。兼用することで、経済的な負担も軽減されます。
赤ちゃんのバスタオルは、素材の柔らかさ、吸水性、保湿性、サイズ感などおくるみとして十分使える機能があります。赤ちゃん用のバスタオルを選ぶ際には、「おくるみとしても使える!」というポイントもチェックして選びましょう。
おくるみとバスタオルを兼用する場合の商品の選び方
おくるみとバスタオルを兼用する場合の商品選びには、外せないポイントがいくつかあります。バスタオルとして重要な吸水性のほか、おくるみとして使う場合の大切な点をチェックしましょう。
おすすめの生地
赤ちゃんにとって、できるだけ刺激の少ない素材を選ぶことが大切です。大人のように肌が強くない赤ちゃんにとっては、小さな刺激が大きなダメージに繋がる場合があります。お肌に優しい コットン100%のものを選びましょう。
- ガーゼ素材
赤ちゃん用のアイテムとして幅広く使われているのがガーゼです。ガーゼは通気性・速乾性がとてもいいのがポイント。柔らかくて軽いため、おくるみとしても巻きやすく赤ちゃんへの負担が少ない素材です。
\ガーゼ素材のいいところ/
・通気性がよく、蒸れにくい ・柔らかく肌にやさしい ・洗濯のたびに柔らかさが増す
- オーガニックコットン
化学肥料や農薬を使わずに栽培されたコットンなので、肌への刺激が少ないのが特徴です。デリケートな赤ちゃんの肌に安心して使える素材として、多くの赤ちゃんアイテムに使われています。
\オーガニックコットンのいいところ/
・化学物質が含まれていないため、肌荒れを起こしにくい ・肌にやさしく通気性や吸水性に優れている
- パイル地
糸がループ状に編まれているパイル生地は、ふんわり柔らかな肌ざわり。主にバスタオルに多く使用される素材で吸水力が抜群です。表がパイル地、裏がガーゼ生地というバスタオルもあります。
\パイル地のいいところ/
- 吸水性がとても高い ・保温力があり温かさを保てる ・やわらかくふんわりとした肌触り
形は正方形がおすすめ
バスタオルをおくるみとして使う場合におすすめの形は、「正方形」です。赤ちゃんの全身をバランスよく包むために、正方形の形は適度にフィット感があり赤ちゃんを安定して包むことができます。長方形でもおくるみとして巻くことはできますが、その場合は大きめのサイズのものを選ぶようにしましょう。
おくるみとしても使えるバスタオルおすすめ商品
バスタオルとしてデイリーに使えて、赤ちゃんを包み込むおくるみにもなるベストな商品を紹介します。ケラッタのイブルガーゼシリーズは、バスタオル、おくるみ、そのほか様々なシチュエーションで使える赤ちゃんにマストなアイテムです。
POINT1:6重ガーゼがやわらか
やわらかく心地よい肌ざわりにこだわったガーゼ生地は、6層に折り重なり空気をたっぷりとキャッチ。タオルとしてもおくるみにも心地よく包むことができます。
POINT2:大判でおくるみしやすい正方形
伸縮性があり、通気性や保温性に優れているのでおくるみやガーゼケットにも。おくるみ巻きしやすい正方形で大人も使える大判サイズです。
POINT3:お洗濯のたびにふんわり
洗濯の頻度が高いバスタオル。6重ガーゼは使うほど、洗うほどにふんわり育つので、おくるみとして使いたい時にもやわらかく気持ちよく使うことができます。
ガーゼタオル
洗うほどにふんわりと育つイブルガーゼバスタオル。6層に重ねたガーゼは空気をたっぷりと含むので、ふかふかな肌触りです。
ケラッタ1番人気のガーゼバスタオル
正方形でおくるみにもぴったり view more
バスタオルとしても使えるおくるみおすすめ商品
ケラッタのおくるみは、バスタオルと同じガーゼ素材。バスタオルよりも巻きやすいよう2重ガーゼで薄手のため、通気性がよく蒸れにくい工夫も。正方形の大判サイズで、ブランケットやバスタオルとして幅広く使えます。
おくるみ
ケラッタのおくるみはふんわりやわらかな2重ガーゼ。おくるみ巻きしやすい薄手で伸縮性のある大判サイズです。使い込むほど肌になじむから、ねんねの欠かせないアイテムに。
用意しておく枚数の目安は3~4枚
赤ちゃん用のバスタオルは、主にお風呂上がりに体を拭くために使いますが、おくるみだったりおむつ替えのシーツ替わりだったり、多目的に使う場合は最低でも3~4枚は用意しておくことをおすすめします。
1.毎日の沐浴用に1枚
赤ちゃんは毎日沐浴します。都度清潔なタオルを使うことが必要です。
2.洗い替え用に1~2枚
洗濯のタイミングや乾きにくい冬の場合を想定して、1~2枚はすぐに使えるバスタオルがあると安心です。
3.おくるみや予期せぬ汚れ対策に1枚
おくるみ替わりとして、おむつ替えなどでバスタオルを代用するシーンは生活の中でよく出てきます。沐浴以外の用途としても1枚あると重宝します。
おくるみの巻き方
うまれたばかりの赤ちゃんが安心して眠れるといわれる「おくるみ」。ほどよく包んであげることで安心感を与えてくれます。ママもやわらかな新生児を抱っこしやすくなるメリットもあります。
おくるみの基本的な巻き方
生まれてすぐに新生児を巻く場合は、おくるみの中でもベーシックな「基本巻き」でつつみます。
お腹の中のような心地よい包みこみ感で入眠しやすいとされています。
「基本巻き」の巻き方
①おくるみをひし形になるよう、上の角を中央あたりまで折り込みます。
②折り返した部分に赤ちゃんの肩がくるように、仰向けにのせたらおくるみの右端を赤ちゃんの体にかぶせて左側に巻き込みます。
③下の角を赤ちゃんの足元に折り上げて、赤ちゃんの体に沿わせます。
④おくるみの左端を赤ちゃんの体にかぶせ、右側に巻き込みます。
⑤最後に端をしっかり固定してできあがり。
\そのほかに…こんな巻き方も!/
「おひな巻き」基本巻きと同じように、ママのお腹の中の胎児の姿勢を再現すると言われている巻き方です。丸い姿勢が落ち着く赤ちゃんは、寝つきがよくなったり泣き止んだりすることがあります。
「半ぐるみ巻き」少し成長してくると、手を使うことに興味を持ち始める赤ちゃん。そんな時は両手を自由にして、下半身のみを包む半ぐるみ巻きがおすすめです。
バスタオルでおくるみをする時の注意点
赤ちゃん用のバスタオルをおくるみとして代用するのはメリットが沢山ありますが、バスタオルだからこそ注意したい点もいくつかあります。
1.おくるみは通気性が大切
バスタオルは、おくるみ専用のものよりも厚みがある場合があります。体温調節が未熟な赤ちゃんを厚手のタオルで包む際は、暑くなりすぎないように注意しましょう。特に夏場は、通気性のいい薄手のバスタオルを選ぶことも大切です。
2.清潔さを保つ
大人の肌よりも敏感な赤ちゃん。ウイルスなどに感染しないよう、バスタオルをおくるみとして使う場合は清潔を心がけましょう。バスタオルとして使用したものはすぐに洗濯をして衛生的に保つようにしましょう。
3.季節やシーンに合わせて使用する
季節によって、外出先が室内かによっても温度は変わりますので、バスタオルだけで温度調節をするのが難しい時があります。おくるみとしても使う場合は、厚手のタオルと薄手のタオル両方を用意しておくのもおすすめです。
まとめ
赤ちゃんを迎える準備中に迷うポイントは沢山出てきますよね。おくるみをバスタオルで代用する場合はメリット・デメリットを理解して、おくるみ代わりにもなるバスタオルを探してみてくださいね。